超音波
診 療
超音波センターでは、心臓領域と産科領域を除く院内で行われている全ての超音波検査のうち、各診療科から依頼された検査や各診療科担当医の検査補助を行っています。
センターの検査数は年間約16000件(2019年~2021年度の平均)にのぼり、様々な領域の疾患について、各領域にエキスパートの医師と技師を揃え臨床診断の一助を担い、予約検査および緊急時即日の検査対応を心掛けています。また、医療連携を通じての他施設からの検査依頼も受けています。これら検査は主に認定超音波検査士により行われ、診断報告書は、すべて日本超音波医学会の定めた超音波診断専門医ないしは超音波診断指導医の元で作成されています。
検査部位
- 肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓、下腹部、消化管などの腹部全般の超音波検査、
- 乳腺、甲状腺、皮膚疾患、筋肉など軟部組織の表在超音波検査
- 頸動脈、腎動脈、上肢下肢動静脈などの血管超音波検査
- 肝臓や乳腺のエラストグラフィー超音波検査
- 肝臓、乳腺の造影超音波検査
教 育
前期研修医と放射線診断科後期研修医の研修、院内外の超音波検査教育、医科学系学生教育などについても取り組んでいます。
研 究
- 乳腺超音波画像に関する人工知能用データベース整備の研究
- 超音波断層検査最新技術の臨床応用に関する研究
- ディープラーニングを活用した超音波画像を用いた乳腺腫瘤の良悪性判定法の開発とその評価の研究、超音波デジタル画像のナショナルデータベース構築と人工知能支援型超音波診断システム開発に関する研究